日本語の起源 - 大野晋

日本語の起源

Add: dogujawi23 - Date: 2020-12-13 00:43:28 - Views: 4264 - Clicks: 9649

デジタル大辞泉 - 大野晋の用語解説 - 1919~言語学者・国語学者。東京の生まれ。橋本進吉に師事し、上代仮名遣いの研究をすすめる。また、日本語の起源や変遷についての考察、本居宣長の研究などでもすぐれた業績をあげた。著「日本語練習帳」「日本語の起源」「日本語以. 日本語の起源はタミル語ではないか? と言う説を持つ、大野 晋先生の著書。 この本を読んだからと言って、日本語の起源がタミル語であるのか、そうでないのかと言う判断は私には出来ないが、なかなか楽しく読ませてもらった。. 朝鮮の歴史書「三国史記」に記された高句麗の故地名の音訓併用表記から推測される、いわゆる「高句麗語」が、日本語と組織的に顕著な類似性を示す事を初めて指摘したのは、新村出である(1916年)。新村は、「三」「五」「七」「十」の4つの数詞が日本語と類似することなどを指摘したが、日本語アルタイ起源説と関連させてこの類似を更に深く追究したのは、李基文(イ・ギムン)(朝鮮語版)(1961年-1967年)、村山七郎(年)である。最新の論考には板橋義三のものがある(年)が、どのような語彙を抽出し、どのような音価を当てるかは論者によって異なる。更に、抽出された語彙の解釈については大きな見解の相違がある。例えば、金芳漢(1985年)は、語彙数を80語とし、ツングース系と解釈されるものは10数語を超えないとするのに対し、板橋は111語を抽出してツングース系語彙は21語とする。また、マズールや村山七郎の説(1979年)を継承してオーストロネシア起源の語彙が含まれるとする。 いずれにしても、数詞に加え、「口(古次)」「海(波且)」「深(伏)」「白(尸臘)」「兎(烏斯含)」「猪(烏. なお、『日本語の起源 新版』 で大野晋は、タミル文化圏から日本への文化移入に、五百年のタイムラグを伴っていることを示している が、近年、放射年代測定の進展によって日本の弥生時代が五百年遡る可能性が出てきた。つまり、農業、宗教祭祀、金属. 著書に『岩波古語辞典』(共編)『日本語の起源 新版. ^ a b 「ロングセラーの周辺 『日本語の起源』大野晋著 タミル語説、豊富な証拠」『読売新聞』年11月4日付 東京夕刊、4頁。 ^ 岩波新書 「現代」つかみ続けて70年、読売新聞、年6月3日。 ^ 『日本語と世界』(1989年、講談社学術文庫)参照.

日本語の起源新版 - 大野晋 - 本の購入は楽天ブックスで。全品送料無料!購入毎に「楽天ポイント」が貯まってお得!. 『日本語の起源』 舊版 昭和32年9月17日第1刷發行 岩波書店 岩波新書(青版)289 新版 1994年6月20日第1刷發行 1999年5月17日第11刷發行 岩波書店 岩波新書(新赤版)340 解説. 日本語はどこから来たのか』年岩波書店.

ロシアの言語学者、エフゲニー・ポリワーノフは、特に日本語のアクセント史に関する研究を基に、日本語がオーストロネシア諸語とアルタイ系言語との混合言語であるという説を初めて提唱した。例えば、「朝」のアクセントは京都方言では a_(低)sa^(高低) という形をしているが、後半の特徴的なピッチの下降は、朝鮮語の「朝」 achΛm との比較から語末鼻音 m の痕跡と解釈される事、また「朝顔」(asagawo) のような合成語に見られる連濁現象(k からg への有声音化)も asam+kawo > asaNkawo > asagawo のような過程から生じた語末鼻音の痕跡であるとし、日本語の古形が子音終わりを許すものであったと主張した。更にポリワーノフは、日本語のピッチアクセントを、アルタイ系言語における位置固定のストレスアクセントとは根本的に異なるものと考え、その起源をフィリピン諸語に求めた。また、日本語の「真っ黒」(makkuro < ma+ku+kuro) は、接頭辞 ma を伴う形容詞 kuro の不完全重複形で、同一の形式がフィリピンやメラネシア諸語にも見られる事を指摘し、日本語は起源的に「オーストロネシア要素と大陸的なアルタイ的諸言語との混合物(アマルガム)」であると主張した。 村山七郎はポリワーノフの先駆的研究を再発見し、混合言語説を展開した。村山は元来、アルタイ比較言語学の立場から日本語系統問題を考究していたが、日本語にはアルタイ起源では説明がつかない語彙があまりに多いという見解に達し、南島語と日本語の比較に注目するようになった。村山によれば、いわゆる基礎語彙の約35%、文法要素の一部が南島語起源であり、このような深い浸透は借用と言えるレベルを超えたもので、日本語はアルタイ系言語と南島語の混合言語であると主張した(1973年-1988年)。この見解は、南島言語学の崎山理や板橋義三に継承されている。 現在、主流の見解は、南島語を基層とし、アルタイ系言語が上層として重なって日本語が形成されたとするものだが、安本美典や川本崇雄(1990年)は、逆にアルタイ系言語が基層で南島語が上層言語であったと主張する。アルタイ単独起源説を主張するS. ・大野晋「日本人の神」(河出文庫)は いかにも国語学者大野晋らしい書であつた。内容は「日本語のカミ(神)という言葉の由来をたずねてみようと」(10頁)いふものである。語源に始まり廃仏毀釈まで、いやもつと幅広い話題にあふれてゐる。. 朝鮮半島の国家、百済は高句麗の王族によって建てられ疑問点– ノート、その先祖は扶余に遡ると考えられている。百済は後に、大和時代の日本と密接な関係を持つようになり、クリストファー・I. 大野晋は著名な国語学者であり、何冊かの本を読んだことがあります。この本の存在も知っており、日本語はタミル語を起源とすることも、知識としては持っていました。 しかし、この著作を読み、著者の執念とも呼べる探求心には感服しました。.

飯野睦毅は中国語の上古音の語末尾に母音を付加することで、日本語語彙が成り立つとした。例えば「考える(かんがふ)」は「勘合 kəm ɦəp」、「拐(かどわ)かす」は「拐 (guad)・惑 (ɦuək)」、「怪(あや)しむ」は「妖 (iɛu)・審 (ʃim)」が訛ったものであるとした。この際、漢語が日本語の動詞になる時、語尾が「p」の語は「ハ行」活用、「m」の語は「マ行」活用になったとし、日本語の動詞の活用に各行の別があるのはここに由来するとしている。. 朝鮮語と日本語の関係についての議論は、日本では江戸時代に遡る古い歴史がある。儒学者の新井白石は、「東雅」(1717年)において、百済語の「熊」=クマ、「海」=ホタイを日本語と比べた。後にウィリアム・ジョージ・アストン(1879年)や白鳥庫吉(1897年)などにより、語彙を中心とした比較が行われた。比較言語学の手法に基づく初めての本格的な研究は、金沢庄三郎『日韓両国語同系論』(1910年)である。なお金沢の著作は「日鮮同祖論」(1929年)をはじめ大日本帝国時代に朝鮮半島政策の正当性を証明する根拠としてひろく引用されたため、戦後は糾弾の対象として嫌悪され、忘却されたが、金沢自身はあくまで学術的な関心として研究し、政治的意図を持っていなかった。 サミュエル・マーティンは両言語の音対応の法則性から日本・朝鮮共通祖語を再構し、この音対応法則は後にミラーやジョン・ホイットマンらによって大きく改良された。ただし、再構に2言語だけを使用したこと、対応しない語彙が多すぎること、対応するとされる語彙が借用である可能性があることなどの問題がある。一方で、A. Amazonで大野 晋の日本語の起源 新版 (岩波新書)。アマゾンならポイント還元本が多数。大野 晋作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。. 大野晋(おおのすすむ)とは。意味や解説、類語。1919~言語学者・国語学者。東京の生まれ。橋本進吉に師事し、上代仮名遣いの研究をすすめる。また、日本語の起源や変遷についての考察、本居宣長の研究などでもすぐれた業績をあげた。著「日本語練習帳」「日本語の起源」「日本語. 大野晋さんは、「万葉集」「源氏物語」など古代日本語の研究はじめ、 「日本語の起源」 や、言葉を通して 「日本とは何か」 など・・・ 深く追求された 優れた国文学者、言語学者でした。. 大野晋の説については比較言語学の方法上の問題から批判が多い 。主な批判として、以下のものがある。 村山七郎『日本語 タミル語起源説批判』(1982) 比較言語学者の風間喜代三による批判(1983).

フィンランドの、ユハ・ヤンフネンは、先日本祖語 (Pre-Proto Japanese) がシナ語派と同様の類型論的特徴(単音節の声調言語)を持っており、山東半島近くの沿岸にいた東夷の一種の言語であったが、朝鮮半島に進入して、そこで高句麗語のような言語と接触してアルタイ語的な類型論的特徴を獲得した後、九州から日本に入ったという仮説を提出している。. See full list on weblio. 著者「大野晋」のおすすめランキングです。大野晋のおすすめランキング、人気・レビュー数ランキング、新刊情報、Kindleストア等の電子書籍の対応状況をチェック! プロフィール:年。東京生まれ。国語学者。著書に『日本語の起源.

日本語の起源に関するおすすめ本を教えてください。 ※大野晋さんがタミル語との関係を主張しているようですが、それが有力説だということも聞いたことがありませんし、万葉集が韓国語で読めるという「万葉集の謎」も読みましたが、批判している人もいるようです。国語学会の通説は. 24 大野晋『日本語の教室』を読む 書店でレジに並ぶと、目の前に新刊の大野晋著『日本語の教室』(岩波新書)が積んであったので、思わず「あの、これもお願いします」と追加してしまいました。. 日本語の起源はどこか。こうした問題に若いと きから取り組んできた大野晋教授の 『日本語の起源 新版』が1994年6月 に岩波新書として 出版された。1957年に旧版の 『日本語の起源』が出版されてから、じつに37年の年月がたっ ての刊行である。. 日本語の起源 岩波新書 - 大野晋のページをご覧の皆様へ HMV&BOOKS onlineは、本・CD・DVD・ブルーレイはもちろん、各種グッズやアクセサリーまで通販ができるオンラインショップです。 Pontaポイントもつかえて、お得なキャンペーンや限定特典アイテムも多数!.

More 日本語の起源 - 大野晋 videos. 大野晋 主な著作 単著『上代仮名遣の研究 日本書紀の仮名を中心として』 岩波書店、1953年。復刊1974年。『日本語の起源』 岩波書店(岩波新書)、1957年。. 日本語とはどこに起源を持つ言葉なのか。旧版(一九五七年刊)では答の得られなかったこの問いに、数多くの単語、係り結びや五七五七七の短歌の形、お米や墓などの考古学的検証、さらにカミ、アハレ、サビなど日本人の精神を形作る言葉の面から古代タミル語との見事な対応関係を立証し. Amazonで大野 晋の日本語の源流を求めて (岩波新書)。アマゾンならポイント還元本が多数。大野 晋作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。. 日本語の起源 新版 (岩波新書 新赤版)/大野 晋(新書・選書・ブックレット:岩波新書 新赤版)の最新情報・紙の本の購入はhontoで。あらすじ、レビュー(感想)、書評、発売日情報など充実。書店で使えるhontoポイントも貯まる。. 大野晋は日本語練習帳という本で有名ですが、 今回紹介する日本語の起源の方が、遙に面白いです。 正直、こんなに知的好奇心をそそる本は人生の中でも少ないです。 なんと、日本語のタミル語起源説を唱えているのですが、.

大野晋氏著「日本語の起源」を読む 著者にと っては古代日本語が八つの母音を持っていたことや、 その際立った特徴である語幹内の 母音調和というような現象はあ まり問題でないらしい。ポリネシア 語が開音節のみをもっ点が古 代日本語と合致す. 日本語について。大野晋先生の本を何冊か読んで、日本語とタミル語は確かに類似性が高いなとは思いましたが、トンデモ論と言われているのですね。私はスリランカに行った時に驚いたのは、色々 と似たところがあるという事です。女の子が初潮を迎えると赤飯を炊きますが、スリランカで. 大野晋 『日本語の起源』1957年 岩波新書; 大野晋 『日本語はいかにして成立したか』年 中央公論社; 大野晋 『日本語の形成』年 岩波書店; 大野晋・金関恕編『考古学・人類学・言語学との対話. 日本語とドラヴィダ語族との関係を主張する説もあり、とりわけ大野晋による、ドラヴィダ語族のひとつのタミル語との対応関係研究があるが、批判も多く、学説としては定着していない。ドラヴィダ語族との対応関係については、文法構造が膠着語であること、そして語彙の対応があることを芝烝や藤原明、江実らが提起した。 大野晋はインド南方やスリランカで用いられているタミル語と日本語との基礎語彙を比較し、日本語が語彙・文法などの点でタミル語と共通点をもつとの説を唱えるが、比較言語学の方法上の問題から批判が多い。後に大野は批判をうけ、系統論を放棄し、日本語はクレオールタミル語であるとする説を唱えた。 日本語とタミル語の共通項は多岐にわたっており、天文、人事、生活、社会、自然、祭事などあまねく対応する。ただし、魚の名や植物名の対応は非常に少ない。. 大野晋/著 539 円 (税込) 発売日:1966/05/12.

高校時代(1971)の夏、父の書棚にあった 大野晋『日本語の起源』(岩波新書)を手に取って読み始めてみたら、そのまま一気に読み終へてしまった。一般向けの「大人の本」を数時間で読了したのは初体験だったので、すがすがしい読後感が残ることになった. 「日本語の起源」の「はじめに」には、日本語の起源を明らかにする事が大野氏にとってどういう意味を持つかが、重い筆致で描かれています。 氏は、1945年3月9日の無差別爆撃で東京が灰燼に帰す様を目の当たりにし、学友を広島で失う経験を経た後、敗戦. 第90話 日本語の起源 - 大野晋 日本語とタミル語 日本語タミル語同系論はほとんど大野晋の独壇場である。大野晋は戦後、日本語の起源を新しい視点で求めた先駆者のひとりであり、1957年に初版がでた『日 本語の起源(旧版)』(岩波新書)は日本語起源論のランドマークでもある。. 大野晋の説については比較言語学の方法上の問題から批判が多い。主な批判として、以下のものがある。 村山七郎『日本語 タミル語起源説批判』(1982) 比較言語学者の風間喜代三による批判(1983) 大野晋の日本語の起源と犬肉食 長江あたりからの稲作の伝播ルートに対して、男性遺伝子Y-DNA (旧表記O2)を持つ民族の分布、中国大陸南部と朝鮮半島の犬肉食文化、そして九州の豚骨、豚足、鶏足、馬肉、犬肉食(鹿児島県にエノコロ飯があった)の食文化が. 日本語をアルタイ系言語、アルタイ諸語の一つとする説。ただしアルタイ語族説の基盤を築いたグスターフ・ラムステッドやエフゲニー・ポリワーノフ、 ニコラス・ポッペら自身もこの仮説があくまで仮説にすぎないことを強調していた。この説の基礎理論的な課題は、ツングース諸語、朝鮮語(古代朝鮮語)の内的再構がどの程度まで可能かである。 アルタイ諸語に属するとする説は、明治時代末から特に注目されてきた。その根拠として、古代の日本語(大和言葉)において語頭にr音が立たないこと、一種の母音調和がみられることなどが挙げられる。ただし、アルタイ諸語に属するとされるそれぞれの言語自体、互いの親族関係が証明されているわけではなく、したがって、古代日本語に上記の特徴がみられることは、日本語が類型として「アルタイ型」の言語であるという以上の意味をもたない。またかつてウラル・アルタイ語族という分類がなされていた時代には、それと日本語をつなげる見方もあったが、これもその後、ウラル・アルタイ語族という分類自体が無いとする考えが支持されている。 ロイ・アンドリュー・ミラー『日本語』(1967)『日本語とアルタイ諸語』(1971)と は、サミュエル・マーティンの日本・朝鮮共通祖語を元に、モンゴル語、テュルク諸語、ツングース語の語形も参照しながら分析を展開している。他には、カール・H・メンゲス『日本語とアルタイ語』やロシアのセルゲイ・スタロスティン、辞典では"Etymological Dictionary of the Altaic Languages"などがある。日本においては服部四郎、野村正良、池上二良等がいる。彼らは日本語の系統問題には慎重ではあったが、日本語をアルタイ系の言語とする仮説に沿って研究を進めていた。また南島(オーストロネシア)語研究で知られる泉井久之助も、日本語の系統はアルタイ系とみなしていた。 しかしながら研究者間で意見の一致が見られる比較例は、全般的な統語論的特徴(タイポロジー)、いくつかの音韻論的要素、人称・指示代名詞システム、動詞や形容詞の活用形の一部、助詞の一部、高々数十の語彙などにとどまっており、いまだ日本語=アルタイ語族説は十分に実証されていない。ポッペのアルタイ祖語の音韻の再構についても批判的に検討され、アルタイ仮説は破綻したと見る研究者もいる要出典。 現在は、より包. 日本語とはどこに起源を持つ言葉なのか。旧版(一九五七年刊)では答の得られなかったこの問いに、数多くの単語、係り結びや五七五七七の短歌の形、お米や墓などの考古学的検証、さらにカミ、アハレ、サビなど日本人の精神を形作る言葉の面から古代タミル語との見事な対応関係を立証して. 大野晋の日本語の起源 これに対し、 大野晋の日本語起源の一つとしてのタミル語を喋るタミル人も、旧分類ではハプログループO2であった。 日本語の起源として、旧分類でハプログループD2をもつ人々 (縄文人、斉系弥生人、秦氏) が主に喋った言葉を原. Amazonで大野 晋の日本語練習帳 (岩波新書)。アマゾンならポイント還元本が多数。大野 晋作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。.

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